2017年度 第5回 通常総代会議案書 第1分冊
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(3)指針1 (1)(3)指針2 (1)(2)(5)(4)(7)(6)目次(3)指針3 (1)(2)資料編(4)(2)資料編692.生産工場や店舗の衛生管理(1)取引先工場点検 商品お申し出や検査結果で、緊急に改善確認が必要な取引先工場に立ち入りを行いました。夕食宅配マイシィは3工場に定期訪問し、ノロウイルスを中心に食中毒リスクの低減を図りました。迎春商品(特に宅配おせち)は製造時点検を行い、商品事故防止に努めました。工場点検実績(2016年度) 29件目的件数主な点検先製造環境確認(新規取り扱い工場含む)16件宅配おせち工場、ユーコープセレクションなど商品お申し出、商品不具合による緊急立ち入り5件総菜原料工場、食品加工工場など生産時点検8件宅配おせち工場(2)瀬谷工場の品質管理 ユーコープの直営工場として、組合員の信頼に応える安全でおいしい商品の生産を目標にしています。定期的に品質協議会を行い、検査結果の評価や情報交流などを行いました。工場の職員には、味とにおいの感度を高める訓練を行いました。(3)店舗調理加工施設の衛生管理 ユーコープの店舗で商品を製造する施設(総菜・鮮魚・精肉・ベーカリー)の定期的な衛生点検を行いました。指摘事項は改善・維持管理まで確認し、年2回の定期点検で食中毒防止、異物混入防止に努めています。(4)店舗不適合是正対象事故の削減の取り組み 商品の表示間違いや期限切れを無くす取り組みとして、要因分析の繰り返しや情報の水平展開などで、再発防止を支援しました。特に『異物混入』は、手順や対策を強化し、前年の4割減となり、品質向上に大きく前進しました。3.お申し出回答管理(1)商品お申し出概要 商品お申し出管理システム(クイックプロ)の共同利用生協を拡大し、機能も向上した新システム(クイックプロⅡ)を全国生協に先駆けて導入しました。事業所でお申し出に回答した際の組合員の受け止めのフィードバックが可能になり、組合員のサービス向上に取り組んでいます。(2)商品お申し出の傾向 2015年度にSNSに画像が掲載されるなど消費者の関心が高かった食品への異物混入案件も2016年度は落ち着き、商品お申し出全体の件数も前年比86%となりました。2016年度商品お申し出全体件数と異物混入件数2016年度2015年度2014年度総件数前年比総件数前年比総件数お申し出件数(全体)12,368件86.1%14,359件95.8%14,987件異物混入件数498件22.5%2,218件114.4%1,938件4.品質保証にかかわる全国生協との共同作業(1)商品検査 それぞれの生協で行った商品検査結果を記録する「検査共同化システム」が改修され、製造工場まで特定が可能となり、安全性監視のレベルが高まりました。(2)取引先評価 「生協で扱う商品はきちんと管理されているとの組合員の信頼に応えること」が生協における工場点検の意義のひとつであるとして、全国生協の「工場点検ガイドライン」を作成し、人材育成に共同して取り組みました。(3)商品お申し出対応 全国の生協で作成した「組合員商品お申し出対応ガイドライン」をユーコープの実態に合わせ見直し、「ユーコープ組合員商品お申し出対応マニュアル」を作成しました。

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