2017年度 第5回 通常総代会議案書 第1分冊
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(3)指針3(1)(2)(4)382016年度 取り組んだこと指針3.社会的役割を発揮します。(3)事業や商品、活動を通じ、環境、地域貢献、社会貢献、被災地支援などの課題を進め、共感の広がりをつくります。・やむを得ない事情でキャンセルになった商品の一部を子ども食堂活動をしている団体へ提供しました。・フードバンク・フードドライブ活動への協力を引き続き行いました。・東日本大震災復興支援や、熊本地震被災地支援、台風10号による集中豪雨災害支援に取り組みました。1. 子ども食堂へ食品の寄贈活動を開始おうちCO-OPでは、組合員のやむを得ない事情で配達直前にキャンセルになった商品の一部を行政や地域のNPO団体へ提供する取り組みを開始しました。これらの食品は「子ども食堂(※)」の開催や、食料に困窮する家庭の支援に役立てられています。おうちCO-OP横浜瀬谷センター(横浜市瀬谷区)では、瀬谷第四地区社会福祉協議会へ寄贈し、子ども食堂「よんたくん広場」で活用されています。また、おうちCO-OP相模原センター(相模原市中央区)では相模原市小山地域の地域支援を行っている団体「きらくクラブ」へ寄贈し、子ども食堂「きらく子ども食堂」で活用されています。※子ども食堂とは…経済的な事情で家庭で十分な食事をとれない子どもや、孤食の子どもたちに、無料もしくは安価な食事や居場所を提供する活動2. フードドライブ・フードバンク活動へ協力しています静岡県内の全17店舗では、8月と1月に店内に専用の回収箱を設置し、組合員に「家庭で眠っている食品」の提供を呼びかけるフードドライブ(※)活動を行いました。また、座間食品セットセンターでも取り扱いを終了した余剰商品を毎週定期的に集め、NPO法人「フードバンクふじのくに」から行政や社会福祉協議会・支援団体を通じて、食の支援を求める方に提供されます。※フードドライブとは…家庭で眠っている食品を集め、フードバンク団体や福祉団体に寄付する活動。フードバンクとは…規格外れや包装破損などで市場流通できなくなった食品を企業が提供したり、家庭で余った保存食品を個人が寄付するなどし、集まった食品を生活困窮者などに配給する活動。フードドライブ 8月528.5㎏ 1月847㎏フードバンク          9,434点3. 「健康と食生活」学習・活動プログラムの開発に向けた実験を開催東京大学医学部の研究室と日本生協連が共同で開発したシステムを活用し、「健康と食生活」の学習・活動プログラムの展開を開始しました。このシステムは、社会予防疫学分野の佐々木 敏教授の研究室が構築したアンケート形式で回答すると、自らの食生活や摂取している栄養の偏りなどが解析されるものです。自分や家族の食生活を見直すきっかけづくりとして広げていけるように、各県で実験的に展開しています。各店舗のサービスカウンター前に設置した専用の回収ボックス「よんたくん広場」の様子

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