2017年度 第5回 通常総代会議案書 第1分冊
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52017年度 経営基本方針「すべては 目の前の 組合員のために」指針1.組合員の立場で実践できる、人と組織をつくります。(1)組織全体で組合員のくらしをよく知り、組合員の声を生かす取り組みを前進させ、最後まで責任を持って応えることのできる、人と組織にします。(2)目の前の組合員にとってどうなのかをものさしに、経営基本方針のもと、自らの判断で実行し、自ら学び、考えていく、人と組織にします。(3)一人ひとりが大切にされ、私も役立っていると実感でき、経営基本方針のもと、力を結集できる、人と組織にします。(4)事業を担うことと同時に、地域でのつながりを、深め広げていくことを大切にできる、人と組織を目指します。指針2.組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革を進めます。(1)一つひとつの取り組みが、円滑につながり、組織全体の力を発揮することで、供給を通じた利益を増やし、コストを低減させて、継続的に収益が増える構造をつくります。(2)地域の中で、全事業が相互に連携し、組合員のくらしの願い、組合員の期待に事業で応え、地域の中に、組合員の輪を広げるため、お仲間づくりを進めます。(3)組合員の声を大切に、商品を通じて組合員のくらしを深め、組合員とともに、育て広げます。(4)宅配事業は、組合員とのつながりを強め、組合員のくらしに役立ち続けることができるよう、事業伸長と収益を増やし、将来にわたって、地域の中で発展できる事業にします。(5)店舗事業は、組合員とのつながりを強め、地域の拠点として、役割を果たすことができるよう、収益構造の改革を進め、経常剰余黒字化の土台をつくり、持続可能な事業に再構築します。(6)保障(共済・保険)は、一人ひとりの組合員のくらしに役立つことができるよう、心と知識、そして技術を磨き、地域の中に、ユーコープの保障を、お知らせし広げていきます。(7)福祉事業は、地域の利用者に寄り添い、全事業が連携した、持続的な事業活動を展開できるよう、事業環境の変化に対応できる、人づくりと体制づくりを進めます。指針3.社会的役割を発揮します。(1)内外コミュニケーションを組織全体で進め、ユーコープファンの輪を大きく広げます。(2)利用を通じて、組合員の多様な参加が広がるよう、商品を中心にして、生産者、お取引先、組合員、そしてユーコープとのつながりづくりを、さらに強めます。(3)事業や活動が相互に連携し、環境、地域貢献、社会貢献、被災地支援などの課題を進め、行政や他団体とともに、くらし・地域・社会を包括できるネットワークづくりを目指します。(4)くらしの安全・安心、くらしの知恵、実践事例など、様々な情報をわかりやすく、見やすくする改善を進め、同時にコミュニケーションにおいて様々なチャレンジをしていきます。2017年度は第1次中期経営計画(2016年度~2018年度)2年目の年となります。3年間の経営軌道を方向づけ、次期中期計画にもつながる重要な年度となります。組合員の声を聴くことを大切にし、その声を生かす取り組みをユーコープ全体でさらに前進させ、経営の軌道を修正していきます。

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