2016年度第4回通常総代会議案書第1号議案(第1分冊)
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22015年度 全体のまとめ1.2015年度の位置づけ  将来にわたって事業を発展させていくための基盤づくりとしての第1次中期経営計画(2016年度~2018年度)につなげる重要な年度と位置づけ、組合員の願いに応えるためにさまざまな創意工夫と実践を進めました。2.2015年度の経営結果  円安による輸入原材料高騰の影響などで商品の値上げが相次ぎましたが、組合員の利用に支えられ、供給高は予算を達成することができました(予算比101.0%)。また、事業経費も予算以下に抑えられ、2015年度経常剰余金は40億円を確保し、予算・前年を上回りました。3.経営基本方針を実現するための事業計画に基づく主な取り組み【指針1】組合員の立場で実践できる人と組織をつくります。(1)宅配センター・店舗のモデル事業所から提出される「組合員に聴いたこと」「組合員の様子から気づいたこと」に対して、各事業所では解決できない案件や要望について本部が受け止め、フィードバックする取り組みを進めました。(2)組合員の視点で行動することを学び・考える場として「第3回実践事例発表会」を開催し、参加者一人ひとりが発表事例の「気づき」や「思い」を受け止めました。(3)第1次中期経営計画(2016~2018年度)を策定するにあたって、職員・パート職員の意見が反映されたものになるように、現在の仕事に対する意識や今後の取り組みに関する要望・提案についてのアンケートを実施しました。【指針2】組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革をすすめます。(1)新規組合員の拡大① おうちCO-OPでは、ユーコープセレクションを中心とした商品紹介などの取り組みを進めました。また、おうちCO-OPの認知を高めるために、神奈川で電車内広告、静岡・山梨でテレビCMを実施しました。② 店舗事業では、「ポイントカードつくっちゃおうキャンペーン(春・秋)」の展開、店舗拡大グループによる地域の方とのコミュニケーションなど、コープのお店を知っていただく取り組みを進めました。(2)おうちCO-OP① お買物めも紙面での「ラブコープフェア」の展開や「推しメンコンテスト」実施、雑貨の新カタログ「DEAR-HOME」の発行など、組合員の利用につながる取り組みを進め、供給高・経常剰余予算を達成しました。② おうちCO-OPを新しく始められた組合員をフォローするために、初めての配達から数週間にわたり、はじめてガイドを配布し配送担当者による説明を開始しました。(3)夕食宅配Maici(マイシィ)① 2011年に神奈川県、2012年に静岡県、2014年に山梨県で配食センターをスタートさせ、計画的に宅配エリアを広げてきました。2015年7月に牧之原配食センター(牧之原市)を開設し、計画していた全28センターの開設が完了しました。② 組合員の要望に応えるために、「うなぎ蒲焼重」「牛すき煮重」などの特別メニューの提供に取り組みました。(4)店舗事業① 組合員に喜んで利用していただけるように、ユーコープセレクションの売場での展開、ポイントプレゼントまつり実施、「来店促進クーポン(DON-DONポイント)」実施店舗数の拡大などを進め、供給高・経常剰余予算を達成しました。

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