2016年度第4回通常総代会議案書第1号議案(第1分冊)
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(3)指針1 (1)(3)指針2 (1)(2)(5)(4)(7)(6)目次(3)指針3 (1)(2)資料編(4)(2)資料編69工場点検実績(2015年度) 19件目的件数主な点検先製造環境確認4件弁当工場、漬物工場お申し出による緊急立ち入り5件総菜工場、食品加工工場など生産時点検10件宅配おせち工場(2)瀬谷工場の品質管理 コープの直営工場として、組合員の信頼にこたえる安全でおいしい商品の生産を目標にしています。定期的に品質協議会を行い、検査結果の評価や商品お申し出の改善を確認しています。工場で働く職員には、異物混入防止や味とにおいの感度を高める訓練を行いました。(3)店舗調理加工施設の衛生管理 コープの店舗で商品を製造する施設(総菜・鮮魚・精肉・パン)の定期的な衛生点検を行いました。年2回の定期点検で食中毒防止、異物混入防止に努めています。(4)店舗不適合是正対象事故の削減の取り組み 商品の表示間違いや期限切れを無くす取り組みとして、期限日点検の強化や作業者の思い込みによる表示間違いの相互確認を強化し、失敗を3割削減できました。特に利用者への影響が大きいアレルゲン表示の間違い防止には、細心の注意を続けていきます。3.お申し出回答管理(1)お申し出概要 全国多くの主要生協で運用されているお申し出管理システム(クイックプロ)を活用し、商品お申し出調査のスピードアップと品質不良発生の早期発見に取り組みました。次年度にはシステム共同利用生協を拡大し、機能もアップした新システムが稼働します。誠実で丁寧な商品お申し出対応の職員教育として「お申し出対応ガイドライン」を策定しました。お申し出件数は2014年度比95.8%、特に下期以降は昨年に比べ80%前後まで削減しました。(2)商品お申し出の傾向 2014年度年末に発生した「インスタント食品に昆虫が混入したことのSNS情報拡散」や「ファーストフードチェーンの異物混入への対応不足のおわび記者会見」以降、その影響とみられる異物混入への関心の高まりが続いています。2015年度お申し出全体件数と異物混入件数2015年度2014年度2013年度総件数前年比総件数前年比総件数お申し出件数(全体)14359件96%14987件104%14373件異物混入件数2218件114%1938件112%1733件4.品質保証にかかわる全国生協との共同作業(1)商品検査 2011年原発事故による放射能検査は全国生協の共同作業として、コープ商品の定期的な検査や組合員の食事メニューを測定する検査に取り組みました。それぞれの生協で行った放射能検査以外の商品検査結果も「検査共同化システム」で連携され、安全性監視のレベルが高まりました。(2)取引先評価 「コープで供給する商品の品質を守ること、商品事故を起こさないこと」を目標に生協版工場点検ハンドブックで学習会を行いました。また、全国の生協と一緒に取引先工場を特定するための識別コードを定め、商品お申し出や商品検査のデータとあわせて製造工場の評価を強化する取り組みを次年度から着手します。(3)商品お申し出対応 全国の生協組合員から寄せられる商品お申し出について、速やかな回答と是正改善のご報告をめざし、専用の業務システム(クイックプロ)でノウハウを積み重ねてきました。次年度より、更に全国生協の経験をもとに強化したシステムとしてクイックプロⅡを稼働させます。

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