2016年度第4回通常総代会議案書第1号議案(第1分冊)
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(3)指針3(1)(2)(4)442015年度 取り組んだこと指針3.社会的役割を発揮します。(4)くらしの「安全・安心」への組合員の期待に応えるための取組み、情報発信をすすめます。・自宅に定期的に訪問する事業特性を生かし、おうちCO - OPとコープの夕食宅配マイシィではお届けの際に異変に気が付いた場合、公的機関に連絡することで行政による地域の見守りの取り組みに協力しています。・組合員の親子を対象に商品検査センターでの手洗いや顕微鏡での観察などの体験を通し、ユーコープの取り組みを知っていただく機会となりました。1.”いつもと違う“に気づくのは毎週お届けに伺っているから 地域見守り活動担当者からの通報が、異変の発見や救命につながった件数2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度(※)1件6件5件12件16件組合員と家族など58人(大人26人、子ども32人)が神奈川県厚木市森の里にあるユーコープ商品検査センターを訪ねました。子どもたちは、微生物検査や残留放射能検査を体験したほか、食品の異変に気付くために必要な味と臭いの感度チェックや手洗い体験などを行い、ユーコープの取り組みを知り、食の安全に対する興味を深めました。臭いの検査体験。5種類の臭いをかいでどんな臭いか表現。2.実感・体感 コープ食の安全探検隊!商品検査センター見学おうちCO-OPやコープの夕食宅配マイシィの配達時に、先週お届けした商品や前日のお弁当が残っているなど異変に気がついた場合、おうちCO-OP宅配センターから登録していただいている緊急連絡先または公的機関に連絡しています。2016年1月6日に、神奈川県庁で「地域見守り活動の感謝状贈呈式」が行われ、「人命救助に繋がった活動」としておうちCO-OP横浜東部センター(横浜市鶴見区)と横浜北部配食センター(横浜市緑区)が、「継続的な地域見守り活動」として生活協同組合ユーコープが黒岩神奈川県知事より感謝状を受け取りました。【事例】おうちCO-OP横浜東部センター配達担当者がお届けに伺ったお宅から「体が動かないので、救急車を呼んで欲しい」と助けを呼ぶ声に気づき、消防・警察に通報しました。この方は前日の深夜に階段で転倒し、身動きが取れなくなっていたそうです。【事例】横浜北部配食センター夕食宅配のマイシィスタッフが、昨日の夕食が手つかずだったことから普通ではないと感じ、配食センターを通じて区の福祉保健センターに通報しました。これを受け、家の中で倒れていた組合員が救急搬送されました。いずれのケースもすぐ病院への搬送につながり、救命されました。(写真左から)おうちCO-OP横浜東部センター長 村山貴広、理事長 當具伸一、横浜北部配食センター長 矢地伸行

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