2016年度第4回通常総代会議案書第1号議案(第1分冊)
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組合員の声 組合員の声 40私たちが日本で平和なくらしができているのは、70年前に戦争や核兵器を経験された方々の地道に平和に対する思いや行動があってのことだとわかりました。そのことを、代表職員として職員へ伝えていく義務があると感じております。おうちCO-OP甲府センター(甲府市) センター長 石田 耕一 (職員代表派遣者)6.「ネパール大地震緊急募金」の取り組み4月25日ネパールで起きたマグニチュード7.9の地震は、多くの死者、建造物の倒壊など、多大な被害をもたらし、水や食料の不足、停電や通信網が遮断され、何十万人もの人々が避難生活を余儀なくされました。特に子どもたちは厳しい状況に置かれました。人道支援の観点から「ネパール大地震緊急募金」に5月13日~6月2日まで取り組みました。日本ユニセフ協会を通じて、現地の被災地支援に役立てます。2015年度募金額 16,490,919円5.平和の取り組み①NPT再検討会議に合わせて代表派遣を行い、 核兵器廃絶のアピールを訴えましたNPT(核不拡散条約)再検討会議の開催に向けて、ユーコープの代表派遣者8人が4月24日から5月1日ニューヨークに行き、各地のNPT代表団への訴えかけや、周辺の学校などで被爆体験を語る被爆者のサポート、国連の「原爆展」開催の支援、平和の共同行動(行進)などの活動をしました。現地の通訳ボランティアの皆さんも、この活動がきっかけで被爆者といっしょに運動を始めたというお話も聞きました。きっかけはいろいろあるはずですが、少しずつ広がっていることをうれしく思います。私たちは次の世代に伝えないといけないですね。代表派遣者の声②NPT再検討会議代表派遣後のお知らせや報告を各地で 取り組みました派遣後、7月4日に報告会を開催し、その後、各県・エリア会を中心に組合員代表者ミニ報告会や原爆展や戦争展での報告やパネル展示を行いました。また、報告集やDVDを作成し、広くお知らせしました。写真は、NPT組合員代表派遣者 長澤幸子さんの報告の様子。③平和への想いをつないで平和行進 (ピースリレー)核兵器廃絶・被爆者支援などを求めて、市民に広く訴え平和への願いをつなげていく平和行進(ピースリレー)。2015年5月7日に東京都から神奈川県に引き継ぎ、5月19日に静岡県、5月31日に愛知県に引き継ぐ25日間、延べ712名が参加して取り組みました。また、山梨県でも7月9日~7月17日、長野から引き継ぎ東京に引き渡すまでの9日間30人の参加で取り組みました。核兵器の廃絶、被爆者支援の平和の取り組みの具体化として平和行進(県民ピースリレー)は大変重要であり意義のある取り組みだと思います。

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