2016年度第4回通常総代会議案書第1号議案(第1分冊)
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組合員の声 (3)指針2(1)(2)(4)(5)(6)(7)32家族の介護力の素晴らしさを体験しました。ご家族・利用者ともに在宅での終末ケアを望まれ、ご要望通りの支援が提供できて良かったと思います。ケアサポートセンター青葉(横浜市青葉区) 訪問介護事業管理者 髙橋 ゆかり1.「ふれあい」と「あたたかさ」そして「笑顔」を大切にした福祉サービスを提供誰もが地域で安心して暮らせるように、組合員と職員で学びあい、助け合ってネットワークを広げながら、健康・生きがい・生活基盤づくりを支援しています。とても私たちだけでは自宅で看取ることはできませんでした。毎日来てくださったヘルパーの皆様に大変感謝しています。【事例1】在宅で終末期ケアを受けたいとの願いに応えて(80歳代男性の事例)サービス利用開始時は介護度が軽度(要支援)でしたが、病気により入院され、介護度が悪化し終末期ケアの対応が必要な状態となられました。在宅への復帰は難しいと思われましたが、在宅で看取りたいとご家族が希望されました。自宅に戻られるにあたり、必要なサービス利用の相談を受け、約1カ月のめまぐるしい支援が経過した後、安らかに息を引き取られました。2015年度 取り組んだこと指針2.組合員の期待に事業で応え、事業構造の改革をすすめます。(7)福祉事業は黒字を維持しながら着実に事業エリアを拡大します。・川崎市・横浜市・相模原市にある8カ所のコープケアサポートセンターで、行政から介護や障がい者の認定を受けた方を対象に、条例に基づくサービスを行っています。【事例2】コープが好きだからコープの福祉サービスを利用したいという思いを汲んで(70歳代女性の事例)長期にわたり、コープの福祉サービスをご利用してくださっている重度要介護状態のご利用者が、全身の痛みのため、デイサービスの送迎車での道中が辛いとケアマネジャーにお話しされました。ケアマネージャーはご自宅に近いデイサービスへの切り替えを提案しましたが、ご本人から「私はコープが好き」とのこと。そこで、ケアマネジャーは振動の少ない車椅子や送迎車に変更するなどして対応しました。「身体がとてもが楽になった」と喜んでいただき、引き続きコープのデイサービスをご利用いただくことができました。今後は、ご利用者にどのようなお気持ちやご要望があるのかを事前につかんだ上で、適切な対応ができるように各サービスが連携をとり、ご利用者に喜ばれるサービス提供をしていきたいと思います。ケアサポートセンター都筑(横浜市都筑区) 居宅介護支援管理者 酒井 信子

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