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がん治療の最前線「重粒子線」とは

2015年11月29日

2015年12月、いよいよ国内5カ所目となる重粒子線治療施設「iROCK(※)」が神奈川県立がんセンター(横浜市旭区)
に完成し、最新鋭の環境のもとで治療が始まります。※くわしくは、神奈川県立がんセンター 重粒子線治療施設

日本人の死因の第1位を占めるがん。食事の欧米化や、医療の発達により寿命が延びたことで、相対的にがんになる人、
がんで亡くなる人が増えています。現在は総死亡の約3割はがんによるものです。
一方、がんが以前より治るようになってきたことも事実です。「がん=死」ではなくなってきています。

 

<重粒子線治療って?>

がんは外科手術で切除するのが一般的でしたが、最近は手術せず、通院治療で治すことも珍しくなくなりました。
中でも注目されているのが「重粒子線」による治療です。聞き慣れない名称ですが、放射線治療としてポピュラーな
「X(エックス)線」と同じくらい歴史があります。

患者の体に負担が少ないのが特徴

「X線」がからだを突き抜けるのに対し「重粒子線」は患部で止まること。「重粒子線」はからだの深いところ
にあるがんにピンポイント照射が可能なので、病巣に十分なダメージを与えながら、一方では正常な細胞を
極力キズつけることなく治療できます。また今までの放射線治療が効きにくかった難治性のがんにも効きます。
「重粒子線」治療は体への負荷が最小限で済む画期的な方法として、徐々に広がっています。

 

X線と重粒子線の違い


どのがんにも!というわけではない

「重粒子線」治療がすべてのがんに効果を発揮するわけではありません。たとえば血液のがんや、
広範囲の転移がある場合は治療対象となりません。

また、「重粒子線」の治療を受けるにはいくつかの条件があります。
1.一般的な診療を受ける中で、患者が希望し、医師がその必要性を認めた場合。
2.「重粒子線」治療施設が少ないこと。世界に10カ所(うち5カ所が日本国内)しかない(2015年12月現在)。
3.健康保険適用外のため、日本で治療を受けた場合、310~360万円という高額の治療費が必要。

 

 

早期発見、早期治療が大切です

がんは日本人の2人に1人がかかると言われています。どういう病気なのか、り患したらどうすればよいか、治療の種類や効果・
副作用、また治療にかかる費用や保険の適用は?など、ふだんから知識や心づもりがあると、いざというときの力になります。
また、もっとも大切なのは早期発見・早期治療です。発見が早いほど、治る確率も高く、多様な治療法が選択できるのです。
市町村では定期的ながん検診の受診を推進しています。ぜひ積極的に受診しましょう。

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