お知らせ

梅が散り、テレビでは桜の開花予報が話題になり始めた3月13日（水）、人気のUモニ企画「商品テスト試食会」が開催されました。ご応募いただいた171名の中から当選した、40名の組合員にご参加いただきました。
商品テスト試食会は、開発（リニューアル）予定の商品について、試作品を試食して評価いただく場です。いただいた評価の結果は、商品づくりの方向性の変更や、発売の決定に反映されます。今回はユーコープセレクションとして開発予定の食パン・マヨネーズ・ローストビーフ・ようかんの商品テスト試食会を開催しました。

最初に本日の進め方と注意事項を説明します。「皆さんの声をいかして、商品づくりをしたいと思っております。気は使わずに、思ったままに本音でご意見をお願いします。」

まずは、食パンを試食し評価いただきました

現行のCO･OPハイトーストと試作品を食べ比べて評価いただきました。焼いたパン、焼いてバターを塗ったパン、焼かないパンそれぞれについて行いました。

アンケートで評価いただいた後、商品開発を手がけている担当者から試作品の特徴をお伝えします。

現行品のCO･OPハイトーストはイーストフード・乳化剤は使わず、すべての原料を一度に混ぜ合わせて生地を作るストレート製法で作っています。もっちりとした食感が特徴の一方、日がたつと固くパサついてしまうため、焼いて食べる方が多いと思います。それであれば、「焼いて食べておいしいパン」をとことん追求することにしました。ハイトーストの特徴である、イーストフード・乳化剤不使用、ストレート製法は変更せずに、原料を工夫して試作品を作りました。


マヨネーズを試食し評価いただきました

現行品と、原料・添加物をよりシンプルに、まろやかな味わいにした試作品を試食いただきました。

CO･OP味菜卵で作ったゴールデンマヨネーズは、開発してから４～5年たち、多くの方にご利用いただいています。一方で、「原材料をよりシンプルにして欲しい。酸味を少し抑えて欲しい」という声が寄せられるようになりました。大手メーカーが作るマヨネーズが、甘めのマヨネーズにシフトしていることも影響していると思います。試作品は酵母エキス、香辛料抽出物を使用せず、現行品のコクのある味わいを維持しつつ、酸味を少しだけ抑えた味わいを目指しています。容量が200ｇのミニタイプを作った場合に、購入されるかも合わせて教えてください。


ローストビーフを試食し評価いただきました

「国産牛肉もいいけど、ちょっと高い。」という組合員の声を受けて、産地指定のニュージランド産と産地指定ブラントさんの牛肉(アメリカ産)の取り扱いを始めました。
どちらも組合員さんより、利用する上で心配事の一つとなっている成長ホルモン剤不使用のお肉です。試作品はニュージランド産とアメリカ産とも、もも肉で作りました。製造工程や味付け（塩コショウのみ）はどちらも同じです。


ようかんを試食し評価いただきました

ユーコープセレクションはお菓子の要望も多くいただきます。ようかんは栄養価が高く、非常食やスポーツの合間にエネルギーを補充するニーズがあります。今日の試作品は東北地方の老舗のようかん屋さんが、コープの産直の小豆を使って作り、食味に違いを感じるか評価いただきました。


参加者の感想

・試食会にはいつか行きたいと思っていました。保育があるので、今回商品テスト試食会に初めて応募しました。食べ比べすると違いが分かりますね。食パンもローストビーフも違いがよく分かりました。（神奈川県エリンギさん）
・生協は組合員の声を聞くイメージがあります。今日の私の声も商品づくりにつながっていることが嬉しいです。開発担当者の説明を聞き、「この方が作っているんだ」と実感しました。直接話が聞けて良かったです。（静岡県リンさん）
・ハイトーストなど普段食べている商品を評価することが興味深かったです。座談会にも参加したことがありますが、話さず黙々と食べて評価する今日の会の方の方が私は向いているかも。子どもを母に預けて山梨から来て、よい息抜きにもなりました。（山梨県しーもんさん）



商品テスト試食会にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。



商品テスト試食会や商品座談会は今後も定期的に開催します。
ご興味がある方はぜひご応募ください。お待ちしています！

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