お知らせ

  • TOP
  • お知らせ
  • 協同組合がユネスコの「無形文化遺産」に登録されました!

協同組合がユネスコの「無形文化遺産」に登録されました!

2016年12月23日

ユネスコ(※)は2016年11 月30 日、エチオピアのアディスアベバで開催された「無形文化遺産保護条約第11 回政府間委員会」で、「協同組合」をユネスコ無形文化遺産へ登録することを決定しました。※国際連合教育科学文化機関

ユネスコは決定にあたり

「協同組合は共通の利益と価値を通じてコミュニティづくりを行うことができる組織であり、雇用の創出や高齢者支援から都市の活性化や再生可能エネルギープロジェクトまで、さまざまな社会的な問題への創意工夫あふれる解決策を編み出している」

としています


無形文化遺産とは

161223niji.jpg「世代から世代へと伝承され、社会及び集団が自己の環境、自然との相互作用及び歴史に対応して絶えず再現し、かつ、当該社会及び集団に同一性及び継続性の認識を与えることにより、文化の多様性及び人類の創造性に対する尊重を助長するもの」とされ、日本国内でも歌舞伎、能楽、和紙や結城紬などいくつもの幅広い文化が登録されています。また2013 年に日本が申請し登録された「和食」は特に話題となり、記憶に新しいところです。


今回はドイツが「共通の利益の実現のために協同組合を組織するという思想と実践」を無形文化遺産に申請しました。無形文化遺産への決定はドイツ1国内にとどまるものではなく、世界中の協同組合の価値が国際社会に評価されたものと受けとめ、ユーコープは今後も国内外の協同組合とともに、よりよい社会づくりへの貢献をめざしてまいります。

詳しくはこちら 日本生協連ホームページ