2012年6月 7日
5月30日三島商工会議所において、日本生協連政策企画部の三谷和央氏を講師に招いて、「社会保障と税」をテーマに学習会を開催しました。
講演では、国の財政状況や今後の人口推移予測をふまえ、わかりやすく説明がされました。現行制度のままでは将来的に若い世代の負担増が必死となることから、安定財源確保と財政健全化に向けた改革が必要であること、今国会では税と社会保障の一体改革が議論されているが、消費税ありきの議論であること、現在の若者が、社会保険料がきちんと払える状況をつくり、将来に希望が持てるたの施策が不可欠であることなど強調されました。
最後に、社会保障と税について、消費者が自分なりの意見が持てるよう、学習と意見交流の場を設定していくことが大切であることを述べられ、お話を締めくくりました。