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2012 国際協同組合年

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お知らせ

コープの産直産地 東日本大震災での被災状況と産地の皆さんからのメッセージ

2011年6月13日

このたびの東日本大震災で、コープの産地指定商品の生産にたずさわる多くの生産者の方や関係団体が被災しています。工場が全壊し、大変な大きな被害を受けている産地もあります。 各地の状況は以下のとおりです。お見舞いに伺った際の産地の関係者の皆さんのお話も動画にしましたのでぜひご覧ください。(5月末現在)。

 

■はぐくみ鶏の産地(青森県)

■茶美豚(チャーミーポーク)の産地(岩手県/茨城県/栃木県)

■岩手ひとめぼれ・岩手あきたこまち・栃木産コシヒカリの産地(岩手県/栃木県)

■宮城県産生かき、CO・OPめかぶ、CO・OPわかめの産地(宮城県)

■味菜卵の産地(福島県)

 

 


はぐくみ鶏

生産者:第一ブロイラー(青森県)

幸い生産者の皆さんは無事でした。
一部の協力工場施設に被害が発生し、またはぐくみ鶏の専用飼料を作る工場が津波被害を受けました。3月末に操業を再開しましたが、まだえさの供給が70%程度で、鶏の生育に遅れが出ているため、出荷量は計画を下回っています。

コープの産地指定「はぐくみ鶏」について

 

 

茶美豚

岩手県と茨城県の産地では茶美豚専用飼料の入荷が止まり、一般豚用の飼料で豚を肥育しています。このため5月末現在、茶美豚として出荷できない状況で(※)、コープでは岩手県と茨城県の生産者から仕入れている豚肉の商品ラベルには「指定生産者が育てました」と印字して供給しています。以下でも詳しく紹介しています。

<とれたて商品こぼれ話> 茶美豚を名乗れません 前編後編

※太平洋側の3カ所の飼料工場が被災したため、茶美豚専用飼料の製造が止まってしまいました。復旧までは全国の工場から飼料を集めて対応しています。茶美豚専用飼料の製造が再開しても、豚に2カ月給餌後、肉の格付け基準をクリアしないと茶美豚とは名乗れません。



1)JA全農いわて(岩手県)

花巻の生産者の皆さんは無事でしたが、海に近い山田地区の生産者はご家族を亡くされ自宅が焼失、農場敷地内の建物に寝泊まりをしています。
農家の生産規模は十数頭から500頭までさまざまですが、地震直後から停電が3日以上続き、その間は電動の給餌・給水機がストップしたため、すべて手作業となりました。最も困ったのは飼料です。震災後は次に飼料がいつ入荷するかわからない状況だったため、給餌を2日に1回におさえる日が約1週間続きました。いつもお腹一杯食べている豚たちは、空腹のあまり給餌機に殺到して壊してしまうケースもありました。
と畜・加工先の岩手畜産流通センターは3月下旬に稼働を再開しましたが、当初はガソリン不足から出荷頭数が制限されました。また震災後の餌不足によって豚の成育が遅れたため、肉の格付け等級が下がり、生産者の収入は減っています。

★茶美豚としての出荷見込み:八戸の飼料工場では、6月半ばまでに茶美豚専用飼料の製造を再開予定です。順調にいけば8月下旬には各農家から茶美豚としての出荷が再開できる見通しです。


<JAいわて花巻 川村さん>

 

 

2)株)ヒラノ(茨城県)

幸い生産者は皆さんは無事でした。

●大田原農場:子豚を育てる農場で栃木県にあります。地震直後の停電で、全自動の給餌・給水機が全てストップ。母豚だけで1万頭以上、年間で13万頭の子豚を出荷する大規模農場を、停電中はすべて人手で運営しました。また地震で母豚の豚舎では床が落ち、一緒に落ちた母豚が脚に怪我をしてしまいました。子豚の豚舎の屋根も壊れました。現在は修理を全て終えています。


<株)ヒラノ 平野さん>



●旭ヶ丘牧場:大きくなった子豚をさらに肥育し、茶美豚として出荷する茨城県の農場です。地震直後の停電でポンプが止まり、水不足で豚の食欲が落ち、成育が遅れました。敷地の一部では80cmも地盤が陥没し、大きな地割れが発生して、数棟の豚舎がゆがみました。地割れの真上の豚舎は床下にぽっかり空間ができ、土台がヒビ割れて柱も一部折れたため、修理が終わるまで500頭の豚を別棟に避難させています。

★茶美豚としての出荷見込み:4月18日に鹿島の飼料工場から茶美豚専用飼料の入荷が再開しました。2カ月専用飼料を与え、6月下旬から茶美豚としての出荷が可能です。


<旭ヶ丘牧場 鈴木さん>

 

茶美豚と飼料用米の産地から

コープの産地指定「茶美豚」について

 

 

岩手ひとめぼれ・岩手あきたこまち・栃木産コシヒカリ

生産者:

岩手ひとめぼれ/JAいわて花巻(宮野目地区)・JAいわて中央(矢巾地区)・JA岩手ふるさと(水沢・胆沢地区)・ JAいわて南(平泉・一関地区)
岩手あきたこまち/JAいわて(雫石・滝沢地区)
栃木産コシヒカリ/JAなすの(塩那地区)

岩手の沿岸部は報道のとおり甚大な被害となりました。農協の本部ではいまだに全組合員の方とは連絡が取れておらず、被害の実態もつかめていない状況です。コープの指定産地米の生産地は内陸部なので、沿岸部に比較して被害が少なかったのですが、岩手県一関地区ではカントリーエレベーターと倉庫計3棟が全半壊しました。それ以外の地区は倉庫内の荷崩れなどの被害にとどまりました。田んぼは畦、用水路などの調査・修理を終え、例年どおりのスケジュールで田植えが進んでいます。


<JAいわて花巻 照井さん>

 

 

宮城県産生かき、CO・OPめかぶ、CO・OPわかめ

1)生産者:株)丸ほ保原商店(宮城県石巻市)

幸いなことに社長はじめ社員の方は全員無事で、現在自宅や避難所から会社に通っています。
三つの工場のうち一つは津波で完全に流されてしまいました。本社工場と事務所は内部が全壊しましたが、2階の倉庫に保存していた塩蔵わかめは無事だったので、唯一被害がなかった新工場で製品化し、現在コープの店舗で「三陸産わかめ」として販売しています。めかぶも韓国産原料で製造を再開しています。次シーズンの海産物の受け入れに向け、8月中に本社工場の修理を終える予定で、復興にむけて動き出しています。

宮城県漁業協同組合では津波被害を契機に漁師を廃業した方もいますが、多くの生産者は動き出しています。残ったかきを集め、今夏の種採り作業から養殖再開をめざします。わかめも今秋に種付けし、来年早春には刈り取り、出荷の予定です。しかし漁船やロープなどの道具や刈り取り後のボイル・塩蔵の機械が流されてしまったため、生産量は大きく減少しそうです。

 

MIO臨時号 東日本大震災ニュース 私たちにできることNO.8

出どころ確かなコープの宮城県産生かき。海を守る森づくりも応援


<株)丸ほ保原商店 保原さん>

 

2)石巻地域の環境保全団体:石巻グリーングローブの会(宮城県石巻市)

コープでは「石巻グリーングローブの会」の活動に賛同し、2004年からコープの「宮城県産生かき」1パック販売ごと1円を苗木代として寄付してきました。これまで会のメンバーが10年以上かけて植林していた森は、山の中腹にあるため被害はありませんでしたが、発起人だった方が震災でお亡くなりになりました。心よりお悔やみを申し上げます。

しかし「石巻グリーングローブの会」は石巻の豊かな海を取り戻すために新たな活動を開始しています。そこでコープでは2011年度のCO・OPの洗剤で森を育てようキャンペーン(5~10月)で、洗剤1つ販売ごと1円の寄付により、引き続き支援を行います。

 

石巻グリーングローブの会について


<石巻グリーングローブの会 甲谷さん>

 

 

味菜卵(あじさいらん)

生産者:伊奈養鶏場(福島県 東白河郡塙町(はなわまち))

幸い養鶏場に被害はありませんでした。また福島第一原子力発電所から約90km離れているため、屋内待機などの指示が出ている地域ではありません。
しかし東日本大震災の影響で飼料工場では味菜卵用の専用飼料を生産できなくなっています。また福島県内では、被災や避難指示などにより卵の生産量が減少しています。このため伊奈養鶏場では県内への出荷を優先し、現在コープへの出荷を休止しています。(コープの「味菜卵」は千葉県の 養鶏場のみから入荷)

 

おいしい卵、日本の農業を応援する卵「CO・OP味菜卵」

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