こんにちは、LPAの会です (^o^)
FP入門講座も最終回となる5回目「生命保険のキホン」を、県内3会場(ミオクチーナ富士中央店・ミオクチーナ千代田店・ユーコープさんじの店)で開催しました。
この回は、生命保険証券をみんなで見て、参加者自身が加入している保険などを思い浮かべながら、疑問点や思ったことなどを書き出しました。その後の意見交流は、保険加入のポイントなどを知る場にもなっていました。
講座の中身を少しだけお伝えしますね。
★ 保障のベースは社会保障※、そして、会社の福利厚生など。それでも足りない分を「私的保障」
※・・・「社会保障」には、公的健康保険、年金制度などがあります。
保険の考え方は、まず自分の家の不安を整理しましょう。
次に、使える社会保障がないかを知りましょう。会社員の場合は、さらに上乗せされる制度がないかを調べてみましょう。
そして、それでも足りない部分を、民間の保険などで補います。
★ 生命保険のしくみを知る
- 生命保険は、主契約と特約で構成されています。
主契約に上乗せされるのが特約です。特約のみの契約はできません。
- 支払う保険料は、年齢等により決まります。そして、年齢が上がると、保険料も高くなることが多いです。更新型の保険だと、更新時に年齢が上がっているので、保険料も高くなります。
- 支払った保険料すべてが、もらえる保険金となっていません。保険会社の諸経費になるお金(付加保険料)も含まれています。
この付加保険料が保険会社によって違うので、同じような保険でも、支払う保険料に違いが生じます。
★ ライフプランの変化に伴い、必要な保障や保障額も変わります
- 働き方、子どもの年齢、貯蓄額など様々な要因で、必要な保険、保障額、保証期間が変わります。自分のライフプランをイメージしてみましょう。心配ごとを整理してみましょう。
- 「契約内容確認書」が届いたときに、(1) 契約内容が現在の自分に合っているのかを確認 (2) 契約内容に古い情報がないか(氏名、保険金受取人など)の確認を行いましょう。
★ 「モノ」と「相手のあるリスク」に対する「社会保障(公的な補償)」は、限られています。
火災保険(地震保険)、任意自動車保険、個人賠償責任保険などで備えることが大切です。
- 近隣住宅の火事で自宅が消失しても、火元に重い過失がなければ賠償金を請求できません。ですから、自分で備える必要があります。
- 地震、噴火、津波などによる損害を補償できるのは、地震保険です。火災保険では補償されません。(地震などによる火災の損害は地震火災費用保険により一部補償されます。)
- 自転車事故などによる賠償責任事故が増えています。高額な損害認定額になることもあります。
参加者の感想
- ふせんを貼ってみたりと動くことにより、わかりやすかった。
- 保険料の支払い方法など、保険全体について今までわからなかったことがよ~くわかり、大変勉強になりました。
- 保険に入る目的をしっかり考えないといけないと再確認しました。なんとなく不安だから加入してしまうのはさけようと思いました。
- 保険という商品はむずかしいので、こういう講座があると助かりますが、やっぱりむずかしいです。
- 保険の意味、何のために入るのかをしっかり考えて保険を見直そうと思った。
LPAとは、生協のライフプランアドバイザー。
組合員みなさんの保障をはじめ、ライフプラン作りなどくらしのお金全般にわたって、悩みごとの解決のお手伝いをしようと活動しています。