参加と交流のひろば 参加と交流レポート:くらしの見直し

【かながわ】第2回くらしの見直し講演会 「下流老人にならないために~崩れた1億総中流」を開催しました。

2016年10月24日

2016年10月15日(土)  波止場会館  【参加者108名】  【協力】コープ共済連
講師:藤田 孝典氏(聖学院大学客員准教授/NPO法人ほっとプラス代表理事)

藤田 孝典 氏

 2015年度新語・流行語大賞にもノミネートされた「下流老人」という言葉の生みの親で、マスコミ等でもおなじみの藤田孝典氏をお迎し、ご講演いただきました。
 当日は、応募者多数のため抽選となり108名が参加しました。
「下流老人」とは、生活保護基準相当の収入で暮らす高齢者や、その恐れがある高齢者を指します。その特徴として、①収入が少ない②十分な貯蓄がない③頼れる人がいない、を挙げています。中でも「頼れる人がいない」ことが決定的であるといいます。現在700万人いると類推され、今後も増える傾向にあるとのこと。下流化を防ぐためには、ためらわず無料診療制度などの公的支援を受けること、プライドを捨て周りに困っている事を訴えること、生活保護法を正しく理解し正当な理由があれば受給の手続きを行うこと、などをアドバイスされました。参加者の皆さまからは、「大変参考になりました」「今後を考えるよいきっかけとなりました」と多数お声をいただきました。


【参加者の声】
★ユーモアを交えながら、前向きな内容は力強かった。納得することが多かった。「下流老人」の言葉、本は以前から知っていたが、本人からお話を伺って良かった。満足する生活ができる(きている?)ように努力して生きていきます。
★日常、老後について気にかかっていることが多くありますが、それに対する考え方に大きなヒントをいただきました。暗いお話から明るい老後を築きたいと思います。まず夫を啓蒙していきたいと思います。社会制度への考え方を変える・・という考え方も大変参考になりました。
15_kurashi_minaoshi_1015.jpg★わかりやすい言葉と実例があり、勉強になりました。
★老後の生活のヒントを教えてもらいありがとうございます。
★とても具体的現実的なお話でした。下流化を防ぐノウハウを役立てたいです。
★直接藤田先生のお話が聞けて良かったです。わかりやすくかみくだいてあったので楽しく聞けました。






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