参加と交流のひろば 参加と交流レポート:被災地支援・防災

【かながわ】福島被災地訪問と内池醸造(株)見学レポート 12/3(木)-4(金)

2014年12月24日

2014年12月3日(木)~4日(金)、ユーコープ組合員・職員・役員 計40人が福島県を訪れ、コープふくしま・内池醸造を訪問しました。

1日目(12/3) 福島被災地の訪問

141204fuku1.jpg神奈川県横浜市から約5時間かけて、福島市内に入ったのは午後1時過ぎ。コープマート方木田(ほうきだ)店に到着するとコープふくしまの宍戸常務、小澤理事、前島理事に説明のため同乗していただき、浜通りの南相馬市方面に向かいました。

141204fuku2.jpg小雨まじりで、ほとんどバスの中からの見学でした。北方面から福島第一原発に向かい、20Km圏内はきれいに整備されていましたが、逆に津波による被害でいまだに何もないことに驚きました。小高駅(常磐線)ではバスから降り説明を聞きましたが、12月の日没は早く、4時半にはかなり暗い感じでした。小高の町並みは家の明かりはなく、防犯用に街灯がついているだけなのがいっそう暗さを感じさせたのかもしれません。小高町は帰還準備区域で、この時間になると人けはなく、所々クリスマスイルミネーションもあり違和感がありましたが、おそらく防犯のためでしょうとの説明を受けました。

留守宅の盗難は震災当初からありましたが、海岸通りを縦断する国道6号線が開通し、車が通れるようになったため、周辺の無人宅で電化製品の盗難が相次ぎ、脇道への侵入が禁止になったそうです。

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今回、コープふくしまから一台20万円もする簡易線量計をお借りして、福島市内からの移動時の線量の変化を見ることができました。確かに森林の近くや除染物置き場の近くや原発に近づくにつれて値が上がりますが、0.1μシーベルト~0.5μシーベルトの範囲であり、思ったより 少ない範囲だったことが確認できました。参加者の中には、線量の上昇に驚かれていましたが、コープふくしまの宍戸常務と小澤理事、前島理事のお話も上手で、参加者の皆さんも「勉強になった」「来てよかった」「正確な情報で怖がるほうがよい」など口々に言っていました。


当日の宿泊地の飯坂温泉ホテル聚楽では、コープふくしまの理事5名と現在の福島の状況や今後について熱く交流できたことは、参加者にとっての大きな財産であり、地元に帰っても自分ができることで応援していきたいとの気持ちになりました。

2日目(12/4)内池醸造の訪問・工場見学


141204fuku4.jpg「だしつゆ四季の味」でおなじみの内池醸造(株)を訪問しました。内池醸造で作っていた防腐剤を使用しないしょうゆを昭和47年に神奈川生協で取り扱いを開始し、ユーコープとはそれ以来のお付き合いとのことです。

2011年3月11日の大震災では、工場は原発から60km離れているのですが、工場の天井が落ち配管が壊れました。幸いにもけが人はなかったものの大変危険な状況でした。 外にあるしょうゆ発酵(もろみ)タンクが2本、周囲のタンクを巻き込んで倒壊。あたりはしょうゆもろみの海に。しぼり頃のしょうゆタンク4本分・280t、全体としては1億3千万円の被害となったそうです。それでも、全員で一致団結して再開に向けた復旧に努め、6カ月後には再開できたそうです。

福島産が風評被害にさらされている中、いち早く検査機関に地下水の検査を依頼。雨が降ってから100年かかって地下水となるので、数値も安全を確認でき、安心したそうです。

工場見学では、3グループに分かれて、麹作りの難しさ(納豆菌などの影響で失敗することもあり、同じ材料でも毎回同じ味になるわけではないそうです)や、だしとして使っている枕崎産のかつおぶしの話、もろみを3日間かけて搾る話など、工場の中を見学しながら説明を受けました。機械化は進んでいますが、随所に熟練の職人技が生きていることを知り、原料や製造にこだわりを持って取り組んでいることがわかり、今まで利用していなかった参加者も帰ってから利用してみると話していました。

今後、「だしつゆ四季の味」のリニューアルも予定しているとのことで、参加組合員にも感想などを尋ねるなかで「味は変えてほしくない」「500ml入りが紙パックになれば使いたい」などたくさんのご意見が出されました。ご意見については、商品部に伝えました。

帰りには、産直産地JA伊達みらいの直売所「んめ~べ」でのお買い物を楽しみ、コープふくしまのコープマート方木田店で昼食とお買い物をいっぱいして、わずかではありますが「買って支える」を実践してきました。

参加者に感想を聞きました

141204fuku6.jpg●加藤さん
初めて福島の被災地に来ました。3年でもまだこの状態なのかとわかりました。来てよかったです。周りの人たちにもぜひ伝えたいです。内池醸造は、若い熱気のある社長さんで、生協の求めるポリシーに基づいて商品づくりをしてほしいと思いました。添加物のないもの、味の良いものを作ってほしいです。

●西尾さん
141204fuku5.jpg被災地は2年前訪れていて、壊れた車が山積みになっているところを見ました。思ったより片付いているなと思いました。でもまだまだ支援が必要ですね。また訪れたいと思いますので、ボランティアなどありましたら考えてみたいです。
だしつゆ四季の味の紙パックが500mlができるかもしれないとのことで、今まで1ℓは重かったので助かります。だしつゆの製造は実はハイテクで、人の手に触れないようにして温度管理、酵母によって味が変わるので品質管理に気を付けていることもわかりました。


今回の訪問は、大変有意義な2日間でした。“百聞は一見にしかず”です。今回の体験したこと学んだことを周りの方に、自分自身が感じたことを伝えていきたいと思います。

開催日

2014123日(木)~4日(金)

参加者

ユーコープ組合員37人、理事1人、職員2人         計40

報告1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告2

1日目(12/3) 福島被災地の訪問

神奈川県横浜市から約5時間をかけて、福島市内に入ったのは午後1時過ぎ、コープマート方木田(ほうきだ)店に到着、コープふくしまの宍戸常務、小澤理事、前島理事3名が説明のため同乗していただき、浜通りの南相馬市方面に向いました。

天候は、小雨交じりで、ほとんどバスの中からの見学でしたが、北から福島第一原発に向かって20Km圏内に入ってからは、きれいに整備されていましたが、逆に津波による被害で、何もないことに驚きました。小高駅(常磐線)ではバスから降り説明を聞きましたが、12月の日没は早く、4時半にはかなり暗い感じでした。小高の町並みは、ところどころ倒壊して空地にはなっていますが、家には明かりもなく、防犯用に街灯がついているだけなのが、いっそう暗さを感じたのかもしれません。

小高町は、まだ、帰還準備区域で、この時間になると人けはなく、所々クリスマスイルミネーションもあり、違和感に思いましたが、おそらく防犯のためでしょう!との説明を受けました。

これは、震災当初からでしたが、海岸通りを縦断する国道6号線が開通し車が通れるようになったら周辺の無人宅で電化製品の盗難が相次ぎ、脇道への侵入禁止になったそうです。

今回、コープふくしまから一台20万円もする簡易線量計をお借りして、福島市内からの移動時の線量の変化を見ることができました。確かに森林の近くや除染物置き場の近くや原発に近づくにつれて値が上がりますが、0.1μシーベルト~0.5μシーベルトの範囲であり、思ったより 少ない範囲だったことが確認できました。参加者の中には、線量の上昇に驚かれていましたが、コープふくしまの宍戸常務と小澤理事、前島理事のお話も上手、参加者の皆さんも「勉強になった」「来てよかった」「正確な情報で怖がること」などと口々に言っていました。

当日の宿泊地の飯坂温泉ホテル聚楽では、コープふくしまの理事の方5名の方と現在の福島の状況や今後について熱く交流できたことは、参加者にとっての大きな財産であり、地元に帰っても自分ができることで応援していきたいとの気持ちになりました。

 

2日目(12/4)内池醸造の訪問・工場見学

「だしつゆ四季の味」でおなじみの内池醸造(株)を訪問しました。始まりは、内池さんで作っていた防腐剤を使用しないしょうゆを昭和47年に神奈川生協で取り扱いを開始。ユーコープとはそれ以来のお付き合いとのことです。

2011311日の大震災では、工場は原発から60km離れているのですが、工場の天井が落ち配管が壊れましたが、幸いにもけが人はなかったものの大変危険な状況でした。 外にあるしょうゆ発酵(もろみ)タンクが2本、周囲のタンクを巻き込んで倒壊。あたりはしょうゆもろみの海に。しぼり頃のしょうゆタンク4本分・280t、全体としては1億3千万円の被害となったそうです。それでも、全員で一致団結して再開に向けた復旧に努め、6か月後には再開できたそうです。

福島産が風評被害にさらされている中、いち早く検査機関に地下水の検査を依頼。雨が降ってから100年かかって地下水となるので、数値も安全を確認でき、安心したそうです。

工場見学では、3グループに分かれて、麹作りの難しさ(納豆菌などの影響で失敗することもあり、同じ材料でも毎回同じ味になるわけではないそうです)や、だしとして使っている枕崎産のかつおぶしの話、もろみを3日間かけて搾る話など、工場の中を見学しながら説明を受けました。機械化は進んでいますが、随所に熟練の職人技が生きていることを知り、原料や製造にこだわりを持って取り組んでいることがわかり、今まで利用していなかった参加者もかえってから利用してみるそうです。

今後は、だしつゆ四季の味のリニューアルも予定しているとのことで、参加組合員にも感想などを尋ねるなかで「味は変えてほしくない」「500ml入りが紙パックになれば使いたい」などたくさんのご意見が出されました。ご意見については、商品部に伝えました。

感想1

参加者に感想を聞きました

●加藤さん

初めて福島の被災地に来ました。3年でもまだこの状態なのかとわかりました。来てよかったです。周りの人たちにもぜひ伝えたいです。内池醸造は、若い熱気のある社長さんで、生協の求めるポリシーに基づいて商品づくりをしてほしいと思いました。添加物のないもの、味の良いものを作ってほしいです。

●西尾さん

被災地は2年前訪れていて、壊れた車が山積みになっているところを見ました。思ったより片付いているなと思いました。でもまだまだ支援が必要ですね。また訪れたいと思いますので、ボランティアなどありましたら考えてみたいです。

だしつゆ四季の味の紙パックが500mlができるかもしれないとのことで、今まで1ℓは重かったので助かります。だしつゆの製造は実はハイテクで、人の手に触れないようにして温度管理、酵母によって味が変わるので品質管理に気を付けていることもわかりました。

報告3

2日目(12/4)後半 買い物応援

産直産地JA伊達みらいの直売所「んめ~べ」でのお買物とコープふくしまのコープマート方木田店で昼食と買い物をいっぱいして、1415分に福島を出発し横浜駅(19時着)→新横浜駅(1925分着)と無事帰ることができました。

 

コープふくしま、内池醸造(株)の皆様、今回の訪問は、大変有意義な2日間でした。“百聞は一見にしかず”です。今回の体験したこと学んだことを周りの方に、自分自身が感じたことを伝えていきたいと思います。

 

お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

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