2014年4月24日
4月10~11日に組合員と役職員総勢30名で東日本大震災とその後の福島第一原子力発電所の事故で被災した福島県いわき市を中心に訪問し、コープふくしまの役職員の方にご案内いただきました。
震災当時の状況のままです。駅の向こうに海が見えますが、以前は松林があって海は見えなかったそうです。
避難指示区域のため、住人の方は避難して人気がありません。
桜だけがきれいに咲いていました。以前は、お祭りも開催され多くの人で賑わっていたそうです。
苦難を乗り越え、久之浜第一小学校の敷地内に仮設の商店街を移設して商売を続けています。
スーパーマーケット、家電販売店、理容室、鮮魚店、靴屋、駄菓子屋などがあります。
東日本大震災当時の様子の写真などが展示されています。
コープふくしまの古瀬理事より、当時から現在に至る福島の様子や、コープふくしまの取り組みについて報告を受け学習しました。
また、伊豆センター虹のまつりで集まった募金や福島県産りんごの売上金の一部をお預かりしました。コープふくしまが仮設住宅で開催している「ふれあいサロン」で活用していただくようにお渡ししました。
ここにも津波が押し寄せ、周辺の街を飲み込み、大きな被害が出ました。
今回訪問した福島県いわき市は、原発事故の影響で、まだまだ復興がすすんでいません。「とにかく行ってみることで被災地を励ますことができる。」「行ってみてわかること、得ることがとても多い。」そんな二日間でした。
TEL:0120-71-8107(受付時間:月~金曜日 9時~17時)