参加と交流のひろば 参加と交流レポート:被災地支援・防災

3.11を忘れない・・みやぎ生協から被災地・宮城のいまをお伝えします 第5回

2014年1月 6日

険しい再建の道、仮設商店街

復興のシンボルの一つとなっている仮設商店街ですが、自力再建はなかなか進んでいません。

険しい再建の道、仮設商店街
(写真左)石巻立町復興ふれあい商店街。各地の顧客に支えられてきた電気屋、床屋、八百屋などが集まっています。
(右)「メディアは復興の進んだ地域は紹介するが、浜の方の取り残された地域にも目を向けてほしい」と梅雅弘(うめ まさひろ)さん。

 

  被災地を訪れる人で賑わっている商店街は幾つかあるものの、多くは立ち上げ時と比べ訪れる人が 大きく減少しています。地元の方の利用も人口流出の影響などのため伸び悩んでいるのが実情です。
そのため、平日にはほとんど客がいない仮設商店街も少なくありません。そのような状況に加え、再建を果たそうにも移転先の造成は進まず、開業にともなう建築費は高騰する一方です。

  再建にはまだ時間がかかると判断した復興庁や各自治体は、復興特区制度に基づいて仮設商店街の存続期間延長を認めました。 石巻立町復興ふれあい商店街も2年の延長が決まりましたが、再建の道が険しいことに変わりはありません。

  「延長された2年の間にお金を貯めて店を再開するのが理想ですが、みんな日々の商売で精一杯でそんな余裕はありません」。元会長の梅さんは、現実は極めて厳しいと話します。特に建築費は震災直後に立てた見積もりが倍近くになるほどの上がりようで、国の補助があっても追いつきません。元の場所に店を建てたくても資金がなくて建てられず、やむなく土地を放置する…。そんな更地がたくさんあると、梅さんは言います。
   「頑張ってここを巣立っていく店主もいますが、半分は最後まで残るのではないか」。そのときまでに再建の目途が立つのか、それとも廃業を考えざるを得ないのか。震災のダメージから必死で立ち上がろうとしている商店主にとって、厳しい2年間がこれからも続きます。

 

情報提供/みやぎ生協

 


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第7回  失われた販路、減っている取引量

第6回  事業再建をはばむ風評被害

第4回  数千人規模で起きた人口流出」

第3回  再び直面する失業危機

第2回  まだまだ消えない 「住まいの不安」

第1回  2年半前と変わらない景色がある

 

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