2009年12月 3日
11月28日、2009年度最後・第5回目となる櫛形山で森づくりを行いました。(役職員含め7人参加)
市民生協やまなしでは2004年度から、組合員が参加して、自然とふれあいながら、森を守り育てる活動をしています。
山梨は県土の78%を森林が占める緑豊かな県ですが、木材は安価な輸入材におされ、林業が衰退し森が荒れています。
森を守ることは、環境保全や生物多様性など生態系の維持につながります。
この森づくり活動は、来年度も行う予定ですので、ぜひご参加ください。
皮を食べられないように
以前植えた苗木が、無事に冬を越せるように保護作業を行いました。
冬の間、シカは普段食べている青草がなくなり、エサ不足から樹木の皮をかじって食べてしまいます。
樹皮には根から吸い上げた水分を葉に運ぶ役目があるため、皮をかじられた樹木は水分を補給できず枯れてしまいます。
今回は苗木の幹に金網を巻いて、シカに食べられないようにしました。
午前中に森づくり作業を終え、午後は森で拾ったマツボックリやクリのイガなどを空き缶に詰めてストーブの火で焼き、炭にしました。
形はそのまま、黒光りする炭に変身した木の実たち。
消臭効果のあるインテリアとして楽しめます。