2011年9月30日
9月30日、静岡音楽館AOI(静岡市葵区)にて、(独)日本原子力研究開発機構の小林泰彦氏を招き、コープしずおか「放射線に関する基礎講座」を開催しました。
小林氏は「難しいが、冷静に、平常心で“正しく怖がる”ことが必要である」と講座を始めました。
(独)日本原子力研究開発機構の小林泰彦氏
続けて・・・
連日テレビでは「マイクロシーベルト」「ミリシーベルト」という単位を使い、土や水や食料の残留放射能に関する情報を、時間の制約のため不十分な説明であると指摘し、消費者は放射線障害よりも「不安ストレス」と「災害避難」が本当の恐ろしさを招いた --と指摘していました。
また、私たちが生存している宇宙や地球にも自然な放射線があって、絶えず、ごくわずかながらも放射線を浴びている--という説明もありました。
会場には、全県より老若男女問わず110名の方々に来場いただきました。
会場から「人工的なものによる放射線は自然な放射線に比べて人体に受けるものは違うのではないか」という質問に「物質としてはまったく同じものであり、仮に受けても排せつされるので恐れることはありません」という回答に、驚いた様子でした。
最後に講師より「専門家の知見も様々にあり、この機会に信頼できる情報を受けてほしい」とwebアドレスを紹介していました。
第2回 放射線に関する学習会は「食品安全情報の読みとき方」をテーマで開催しますので、皆様のお申込みをお待ちしております。
日時:11月8日(火)10:30~12:30
会場:静岡市産学交流センター(静岡市葵区、ぺガサート内)
募集:90名 ※先着順 【託児あり、要申込】
※受講料は無料です。
こちら のwebフォームより申し込みができます。
お問い合わせ先
コープしずおか組合員活動部
電話:0120-71-8107(月~金 9:00~17:00) FAX:054-272-6971