2011年11月17日
10月3日(月)10時30分~16時、新横浜の岩崎学園ホールにて、「食品中に含まれる放射性物質の健康影響について」をテーマに、コープのリスクコミュニケーション委員会を開催しました。
当日は、放射線医学総合研究所理事の明石真言氏、内閣府食品安全委員会リスクコミュニケーション官の新本英二氏と、関澤純委員長(NPO法人食品保健科学情報交流協議会理事長)をはじめとする18名のコープのリスクコミュニケーション委員が参加し、傍聴席は70名以上の方で埋まりました。
リスクコミュニケーション委員会のようす
明石真言氏による基調講演「放射性物質の基礎を学ぶ」では、放射線の健康影響や食品内の放射性物質の暫定規制値の根拠について、身近でわかりやすい例を上げながら説明していただきました。
新本英二氏からは、食品安全委員会の「食品中に含まれる放射性物質の食品健康影響評価(案)」の概要について報告していただきました。
基調講演と報告を受けて、参加者からいろいろな質問が出され、意見交換が行われました。
最後に関澤委員長が「私たちは今、何ができ、どういうことを学んでいくべきか。どう行動していくか。今後も放射能をいろいろな形で勉強していければと思います」と結びました。
<参加・傍聴された方の意見・感想>
リスクコミュニケーション委員会の内容をまとめました。MIO12月号(11月21日発行)に掲載いたします。
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注:記事の内容は11月上旬現在までの情報のため、その後米から暫定規制値を上回るセシウムが検出された件については反映されていません。ご了承ください。