コープのとりくみ

平和への願い 「平和の取り組み」

親子広島の旅に行ってきました!!

2010年3月30日

3月27日(土)朝早く出発してお昼前に広島に到着。

広島平和記念資料館をじっくり(3時間)見学し、午後4時から被爆体験のお話をうかがいました。証言者、中園芳子さんが13歳の時、爆心地から900m離れた場所で被爆したお話を聞きました。

被爆体験を聞く参加者の子どもたち

被爆体験を聞く参加者の子どもたち

「一面火の海で、友達は2、3人しかいなくなっていました。手をつないで逃げていた人も押されて倒れ、その人の上を人が歩くという状態でした・・・」

中園さんが「命を大切にすること、他者の痛みを思いやること」を結びにしたことが印象的でした。きっと、参加者の皆さんも同じ思いだったでしょう。

午後6時前、ホテルに到着後、家族間の交流と感想など意見交流をしました。

広島平和記念公園内の碑めぐり3月28日(日)朝9時から生協ひろしま矢田さんのガイドで「碑めぐり」を行いました。


「嵐の中の母子像」では、どんな状況でも子どもを守る母の姿が「核兵器廃絶への限りない努力をよびかける」ものだと知らされました。

被爆したアオギリ、教師と子どもの碑・・・矢田さんが話した、「広島の願いは、ただひとつ世界中のみんなの明るい笑顔」がとても印象的でした。



原爆ドーム前で記念撮影しました碑めぐり最後の原爆ドーム前の子どもたちは、とても元気でした。


今年は、7家族17人が「親子広島の旅」に参加しました。
2日間の強行日程でしたが広島の原爆被爆の事実を親子で学び、平和について考えあう場になりました。
今回、広島平和記念資料館で佐々木雄一郎写真展(第二部平和を誓う)が開かれていたので見学することができました。


写真展の冊子「おわりに」の抜粋を紹介させていただきます。


「原爆のせいで」「原爆さえなければ」この言葉を飲み込んで、ヒロシマの人々は生きた。家族、財産、健康な体、全てを奪い去った原爆を許せるはずはない。しかし、少なくとも彼らが子どもたちに伝えたいと願ったのは、怒りや憎しみではなく、命を大切に生きること、他者の痛みを思いやることでなかっただろうか。


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