コープのとりくみ

平和への願い 「平和の取り組み」

NPT再検討会議生協代表団だより 最終

2010年5月 7日

NPT再検討会議生協代表団ニューヨークでの精力的行動も今日で最終です!(現地5月5日)

組合員の皆様からの募金により、わたしたちの代表として、コープしずおかより2名をNPT再検討会議に派遣しています。
平和に対する切実な思いを、コープかながわ、市民生協やまなしの組合員と共に、ニューヨークより伝えていただきます。

5月NPT再検討会議生協代表団(ニューヨーク)

5月NPT再検討会議生協代表団(ニューヨーク)

100507npt04国連の会議場で緑色のいすに座り、コロンビアやロシアの国のスピーチを傍聴しました。各国代表の方の空席が多かったのが意外(!)でした。 (コープしずおか 中村理事)


100507npt01今日はニューヨーク市立大学へ証言活動に行ってきました。 中村さんは証言後自身で英訳した詩を読み、田村さんは尺八を演奏しました。 (コープしずおか 伊藤菜月)


100507npt06今日は10時からニューヨーク市立大学で被爆証言が行われた。副学長の挨拶の後、中村さんの証言、田村さんの尺八演奏と簡単な英語のスピーチをして会場を沸かせた。 リラックスしたムードに質問も活発に出され、参加者も200人に上るとても良い会がもてたと思う。 夕刻からは最後のレセプション。 毎日深夜までレポート書きに追われたが、志を同じくする仲間が得られ、充実した日々を送ることができた。 このエネルギーを次の活動につなげたい。 (市民生協やまなし 妻鹿副理事長)


100507npt07国連前の各国の国旗が青空になびく気持ち良い中、3日目となる国連での原爆展へ行った。 被爆者の証言活動では、自身の体に受けた傷の痛みと心の痛み、いつ死が訪れるのかという原爆症の恐怖と戦いながら薬を飲み、伝えるために生かされていると、原爆で受けた被害の生々しい話をに通訳の方も声を詰まらせながらの証言活動だった。 会場からは多くの人の死を知らなかった、伝え広めていく活動が大切など、平和な世界を望む思いが語られた。 (市民生協やまなし 渋谷理事)


100507npt05今日は最終日、ニューヨーク市立大学ラガーディア校へ行ってきました。 学生さんたちは、今日のことを家族や友人に教えてあげたいという意見が多かったのでうれしかった。 (コープかながわ 木村朱里)


100507npt03今日12時からL班として最後の活動。原爆展の会場での被爆証言でした。 関心のある人はちょっと紹介しただけで入ってきて聞いてくれるし関心のない人は、話しかけても素通り。それがたとえ、NPT再検討会議開催中の国連のロビーであっても、やっぱり反応は同じなんだなあ。 まだまだやることはたくさんある、といやでも実感する2時間でした。  (コープかながわ 木村理事)


100507npt02長崎の原爆投下で全身火傷を負い、奇跡的に救助され、今でも後遺症に苦しめられている谷口さんの姿を原爆展の会場で何度か目にしました。 寡黙な方でしたが、姿そのものが全てを語っていると思いました。私たちは被爆者の皆さんが体験されてきた様々な苦しみを「厳しい目、温かい目」で見つめ、それを多くの人達と共有しなければならないと国連会場で強く感じました。 今日でM班の活動は終了しました。皆さまから寄せられた力強い支援のおかげで与えられた役目を何とか果たすことができました。心から感謝いたします。 (コープかながわ 橋本隆夫)


今回NYでの行動をともにした被団協の仲伏さんから教えていただいた「ねがい」という曲を紹介します。 「ねがい」は9.11のテロ攻撃に衝撃を受けた広島のとある中学校の生徒たちが「本当の平和とは何か」を追求して生まれたものだそうです。

 

(1) もしもこの頭上に落とされたものが ミサイルではなく本やノートであったなら

無知や偏見から解き放たれて 君は戦うことをやめるだろう

(2) もしもこの地上に響きあうものが 爆音ではなく歌の調べであったなら

恐怖や憎しみにとらわれないで 人は自由の歌を歌うだろう

(3) もしもこの足元に植えられたものが 地雷ではなく小麦の種であったなら

飢えや争いに苦しまないで 共に分かち合って暮らすだろう

(4) もしも願いはひとつだけ叶うならば

戦争棄てて世界に愛と平和を この願い叶うまで

私たちは 歩み続けることを止めないだろう

 

-という歌です。

 

今日でNYの活動は終わりました。NPT再検討会議の成功を祈願し、報告を終わらせていただきます。 (コープかながわ 廣田)

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