コープのとりくみ

平和への願い 「平和の取り組み」

3・1ビキニデーが開催されました

2013年3月 8日

1954年のビキニ被災59年を迎えコープしずおかでは、静岡県生協連の加盟団体として呼びかけに応え、組合員の平和への思いと「コープしずおか平和宣言」の精神から、「3・1ビキニデー」「ピースアクション2013キックオフ集会」に参加いたしました。

安田和也さんの学習講演の様子

安田和也さんの学習講演の様子

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2/28(木)ピースアクション2013キックオフ集会(日本生協連主催)は、全国より26生協・5県連、111人の組合員・役職員が参加し昨年(79人)を大きく上回りました。

安田和也さん(第五福竜丸平和協会事務局長)が「第五福竜丸の航海はつづく~核なき世界」、島田興生さん(フォトジャーナリスト)が「ビキニ環礁核実験におけるマーシャル諸島の被ばく者について」をテーマに学習講演が行われました。

マーシャル語にはもともと「放射能」を表す言葉はありません。いまは、英語のポイズン(POISON=毒・有害物質)と言う言葉を使って表現しています。

1954年水爆実験のあと1957年安全宣言が出されましたが1989年に安全宣言が見直されました。被災59年放射能との闘いの中で伝統やいろいろなものが壊されていきました。

「ポイズンは、本当に強かった、僕らはとてもかなわなかった」を残して2004年に亡くなったロンゲラ島の村長。「フクシマの歴史、みちすじがみえるような気がする」と島田さんは、講演を結ばれました。

学習講演のあと2生協、1団体より2012年度平和活動の取り組みが報告されました。コープしずおかは、2012年度平和活動の取組みの報告と展示コーナーに出展しました。(14生協3団体が展示に参加しました)

 

3/1(金)焼津フィールドワーク、3・1ビキニデー墓参行進・墓前祭・ビキニデー集会


コープしずおか主催「焼津フィールドワーク」に2生協9人(昨年13人)が参加しました。

2013年の3・1ビキニデーは、東京電力福島原発事故から2回目のビキニデーとなり墓参行進1500名、墓前祭献花者1500名、ビキニデー集会1800名の参加者がありました。静岡県実行委員会代表委員の川本司郎県原水爆被害者の会会長は、主催者挨拶で北朝鮮の核実験実施に言及。「核のカードを保有すれば外交上有利に立てると考える国が今後も出続けてしまう」と懸念し、「核兵器を持つ全ての国が自ら核を廃絶することでしか、人類は核の恐怖から逃れることはできないと」と訴えた。最後に非核三原則の堅持や福島県の被災地支援なとを盛りこんだ「被災59年2013年3・1ビキニデー集会アピール」が採択され閉幕しました。

 

コープしずおか組合員・職員の関わりについて


a.コープしずおかから20名の組合員・15名の役職員が参加しました。当日まで運営委員、運営委員会事務局担当を担い当日の各種役割(献花販売、行進副リーダー、会場設営・撤去、受付け、弁当配布)を担いました。

b.「焼津フィールドワーク」は、静岡県生協連を通じて2生協(おかやまコープ・おおさかパルコープ)から依頼があり、コープしずおかの組合員1名がガイドをつとめました。

 

 

●この件についてのお問い合わせは下記までお願いいたします。
コープしずおか 組合員活動部
フリーダイヤル 0120-71-8107(ナイスパートナー)
(受付時間 月~金曜日 9時~17時30分)

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