コープのとりくみ

くらし力アップ くらし力UPのすすめ

かながわコミュニティカレッジ連携講座7.17

2009年7月17日

食品表示の見方・選び方
~氾濫する情報に惑わされない消費者になるために~

食生活ジャーナリストの会代表幹事 佐藤 達夫 氏

食生活ジャーナリストの会代表幹事 佐藤 達夫 氏

【かながわコミュニティカレッジ 連携講座】
(主催:コープかながわ 協力:神奈川県)

「くらし"力" UP」講座

将来を考えたとき、心身ともに豊かなくらしを自分が、家族が、地域住民がすごすことができる社会とはどんな社会でしょう。
「くらし"力"UP」講座では「社会保障」「食」「消費者」をテーマに「よりよく暮らせる地域社会」の実現のために主体的に取り組む人材の育成を目指します。

●2009年7月17日(金)
  テーマ【食品表示の見方・選び方
~氾濫する情報に惑わされない消費者になるために~】

●かながわ県民サポートセンターにて
●講師:食生活ジャーナリストの会代表幹事 佐藤 達夫氏
●参加者:32名

現在の私たちの食生活に欠かせない「加工食品」、その加工食品を「誰が・何時・どこで・何を原料にして・どうやって」作ったのかを知るために不可欠なのが「食品表示」である。食品を選ぶ際、消費者が頼りにする「食品表示」を生産者は責任を持って表示する義務があり、「偽装」や「過少(あるいは過大)」は許されない。一方で消費者も食品表示から情報を正しく・科学的に、冷静に受けとめる必要があり、徒に「○○にはコレがいい」「○○は危ない」という情報に振り回されては「食」を楽しむことができない。
 例えば「有機野菜」「無農薬」ということについて考えると、まず「野菜」は、本来は子孫を残すために食べられない工夫(毒がある・灰汁がある・不味いなど)をしているものを人間が食べられるように改良したものであり、「畑」は滋味に富んだ特別な土地であるということ・・・つまり、人が美味しいと感じるものは虫にとっても美味しく「野菜」は他の植物よりも圧倒的に食べられやすいのである。 
  一方で「野菜」を「商品」として生計を立てている生産者にとって消費者の嗜好に沿った「商品」を提供しなければならない。この点を消費者はしっかり認識した上で「農薬を使用した農産物は食べた人の健康を害するのか」「農薬を使用しない農業で国民の食料を確保できるのか」を日本国民一人ひとりが真剣に考えるべきである。

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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