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横浜市大エクステンション講座「日本の社会保障の岐路」

2009年9月28日

横浜市立大学エクステンション講座 「くらしを考える」
「日本の社会保障の岐路」
~私たちの安心と豊かさを支えられるのか~
慶応義塾大学経済学部教授 駒村先生を講師に2回に渡って講座を開催しました。

横浜市大エクステンション講座

横浜市大エクステンション講座

駒村康平 氏 医療・福祉・介護・年金・税金・・・。将来の生活を考えると不安も多くありますが、何よりもあらゆる人が安心して働き、子どもを育てられ、くらしを楽しいと感じ、心身ともに豊かな老後を過ごしことができる社会を望んでいます。

講 師:駒村 康平 さん(慶應義塾大学経済学部教授)
日 時:【第1回】2009年9月28日(月)参加者【28名】
     【第2回】2009年10月5日(月)参加者【31名】

会 場:SBI大学院大学(横浜メディア・ビジネスセンター6階)

戦前から始まっている社会保障制度。高度経済成長期、高齢者社会が進んでいなかった時代に合わせて計画を立てていたため、現在の社会の変化に合わせた制度の見直しが必要となっている。社会経済システムは「教育」「産業」「金融」「社会保障」「雇用」の5つのシステムが相互に関係しており、一箇所だけでも変わり始めるとそれぞれのシステムが変わらざるを得なくなり、日本国内だけではなく世界各国にも及んでくる。今後社会システムがどう変化していくかによって日本の新しい福祉国家を考えていかなければならない。
北欧諸国など理想的な福祉国家として取り上げられよく見えるが、いろいろなハンディを抱え苦労している。しかし社会保障制度は実験ができない。そのまま制度を日本に持ってくることもできないので、いかに日本にあったようにアレンジするかが重要。

先生は最後にこの言葉で締めくくられました。
後藤新平氏の「自治三訣」
「人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そして報いを求めぬよう」

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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