将来を考えたとき、心身ともに豊かなくらしを自分が、家族が、地域住民がすごすことができる社会とはどんな社会でしょう。
●2009年6月26日(金)
テーマ:【雇用・所得のセーフティネットの崩壊】
●2009年6月29日(月)
テーマ:【貧困社会の処方箋~くらしやすい日本にするには~】
●かながわ県民サポートセンターにて
●講師:慶応義塾大学教授 駒村 康平 氏
現在日本のおもな社会保険制度として「年金、生活保護、雇用保険・・・」などの所得保障(現金の保障)。「医療保険、介護、老人保健・・・」などの医療・介護保障(医療の保障)。また「母子福祉、障がい者福祉」といった社会福祉や「一般保険サービス」などがあります。これらの保障はその時代にあったシステムを変えていく必要があり、現在問題となっている高齢化、少子化、非正規労働者による年金第3号の空洞化など徐々に修正をしていかなければならない。また、若い世代の年金に対する無関心は昔も今も、そして世界共通であり、90年代以降急速に広がったわけではない。今後どのようなセーフティーネットを構築するのか、どこまで助け合うのかは、それぞれの国・社会の価値観によって異なるが、最終的に選ぶのは官僚でも、学識者でもない。どういう社会を求めるか、選択は国民の手の中にある。
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