コープのとりくみ

くらし力アップ くらし力UPのすすめ

2010年度 かながわコミュニティカレッジ連携講座 第2回

2010年6月26日

【かながわコミュニティカレッジ 連携講座】
(主催:コープかながわ 協力:神奈川県)
「くらし"力" UP」講座~食と食料~

会場のようす。熱心に聞き入る参加者。

会場のようす。熱心に聞き入る参加者。

第2回 テーマ「我が国の食料を考える」

 

「食の安心」「くらしの安心」をテーマにそれぞれの分野で活躍されている方を講師に迎えて開催する講座の第2回目。今回は農林水産省食料安全保障課の第一線でご活躍されている大澤氏を講師に迎え、現在の日本の食料事情と今後についてのお話をいただきました。

 

日 時 : 2010年6月26日(土)
会 場 : かながわ県民サポートセンター
講 師 : 農林水産省食料安全保障課 大澤 誠 氏
参加者 : 23名

 

講師 大澤 誠さん

 

食料自給率の数字をただ低いと見るのではなく、生産者・消費者とも「それぞれ双方がこうなったらいいな」という見えない利益が含まれているつながりの数字と見てほしい(国産のものを積極的に購入など)。
日本人の食生活の変化が起きたように、中国でも現在同じ状況が起きている。肉の消費率が上がるということは穀物の消費率も上がるということ。食を考えるときには世界にも目を向けて「つながり」を考えることが大事。
また、生活環境の変化により食料破棄が増えてきた。世界全体で飢餓に対する食料の援助量は年700万トン。しかし日本人の食品破棄物は年間1900万トン(うち可食分は500~900万トン)。

 

【参加者からの声】
・世界につながる問題ではありながら、個々が考え取り組まねばならない問題であることを実感した。
・私たちがゴミとして出しているものの中に、可食分が随分多くなっていることについて大いに反省しました。
・食料輸入に伴う燃料消費等で地球温暖化のリスクを将来にわたってもつことになり、我々の子孫にコストを負わせる形になると思います。この意味からも自給率向上は必要だろうと愚考します。

 

 

※「かながわコミュニティカレッジ」全回のご案内は⇒こちら

 

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部(担当/廣田) 
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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