コープのとりくみ

くらし力アップ くらし力UPのすすめ

2010年度かながわコミュニティカレッジ連携講座 第3回

2010年7月 3日

【かながわコミュニティカレッジ 連携講座】
(主催:コープかながわ 協力:神奈川県)
「くらし"力" UP」講座
   ~高齢者のくらしを守る~

くらし力アップ!

くらし力アップ!

第3回 テーマ「高齢者のくらしを守る!成年後見人制度とは」

第3回テーマ「高齢者のくらしを守る!成年後見人制度とは」「食の安心」「くらしの安心」をテーマにそれぞれの分野で活躍されている方を講師に迎えて開催する講座の第3回目。今回は、成年後見人制度についてのお話を井上さんご自身の体験や、さまざまな事例を織り交ぜながら分かりやすくお話していただきました。

日 時 : 2010年7月3日(土)
会 場 : かながわ県民サポートセンター
講 師 : NPO成年後見人相談センターラパス理事長 井上 康子 氏
参加者 : 23名

第3回コミュニティカレッジ講座の様子
第3回講師 井上 康子さん

「成年後見制度」をみなさんご存知ですか?「介護保険制度」と一緒に2000年4月に高齢者・障害者を支える車の両輪として施行されました。「成年後見人制度」は判断能力の不十分な成年者(認知症高齢者・知的障害者・精神障害者など)を保護するための制度です。この制度には本人の状態が今は元気でも将来の痴呆が心配という人のための「任意後見制度」と、少し痴呆がではじめた方や判断能力が不十分、またはほとんど自分では判断ができないという人のための「法定後見制度」があります。しかし、「痴呆」といっても身近な家族であればあるほど気が付かない場合が多いということです。認知症は早期発見で、症状を止めることや進行を緩やかにすることも治療で可能というお話しでした。家族はただの「物忘れ」などと見過ごさずに、しっかり病院で診察してもらうことが大切です。
後見人の役割として「財産管理と身上監護」があります。成年後見人にはまず、配偶者や子ども、その他親族が考えられますが、弁護士や司法書士などの法律面の専門家、社会福祉士など介護保険や福祉の専門家にも依頼できます。

【参加者からの声】 ・ 今はすぐ必要とは思いませんが、今後遠くはないのかもしれません。
・ 後見人をつけたら"もう安心"という様に思っていましたが、人と人との関係なのでいろいろ調整が必要になってくることが分かりました。

※「かながわコミュニティカレッジ」全回のご案内は⇒こちら

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部(担当/廣田) 
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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