コープのとりくみ

くらし力アップ 家計簿活動の取り組み

家計簿ニュース 6月の話題と4月の家計簿集計

2011年6月17日

2011年6月の話題
『ひとりひとりの少しずつを合わせて、大きな力にしよう』

家計簿ニュース

家計簿ニュース

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★2011年4月家計簿集計結果 家計簿データの小さい画像

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提出者の声 3月

東日本大震災で、行動したこと・すること

青ピン ★グリーンカーテンに挑戦★
大震災が起きた後、余震と停電におびえて生活していました。家計簿をつける気力もなくなっていました。最近計画停電が行われなくなり、家計簿モニターへのお手紙もいただき、やっと家計簿をつける気力が出てきて、無事提出することができました。
日頃から節約しているので、節電はさほど苦ではありませんでした。震災後ストーブはほとんど使用していませんでした。しかし停電は慣れていないため、オール電化の我が家は温めることができず、冷めてもよい料理を考えるのに苦労しました。そこで活躍したのが発泡スチロールです。調理した料理は発泡スチロールにいれて保温状態に。いくらか温かい状態で食べることができました。
夏も節電が必要ということで、グリーンカーテンに挑戦します。先日ゴーヤの種をまきました。芽が出てくるのが楽しみです。(34歳)

赤ピン ★ボランティアに行きました★
私は社会福祉協議会に入っていて、今回の地震による災害避難者支援ボランティアに、新潟県見附市今町体育館に行ってきました。
生協は全国にあるので、組合員の皆さんに呼びかけて、募金だけでなく、生産者である農業・漁業・畜産業をよろしくお願いいたします。(52歳)

オレンジピン ★外食1回分を義援金に★
東北地方太平洋沖地震で被災された方々の報道を毎日テレビで見ています。私たち家族も何かできないかと話し合い、みんなで外食1回分を我慢して、被災した方々に義援金を送ろうということになりました。とても少ない額ですが、1日も早く復旧できることを祈っています。(38歳)

青ピン ★ペットボトルにお湯で暖をとりました★
今月は大震災でいろいろ考えさせられました。節電・水道のありがたさ・夫婦の考え方など本当に考えました。私は寒がりで冬は電気毛布を使っていましたが、3月11日以降は、ペットボトルにお湯を入れて夜に使い、日中はこたつの中に4本歩で入れて節電しています。(60歳)

赤ピン ★早い復興を願っています★
この度の東日本大震災で、大変な被害に遭われた方も多く、周りでも家族や親戚や友人などが被災され、心を痛めている様子を見ると、今私に出来る事は何か?を考え、微力ながらも、絵本をお友達と一緒に送ったり、カイロや電池など関西の実家から届いたものの中から少し分けたり、節電して過ごし、早い復興を祈っています。
4歳の息子は地震のテレビや緊急速報の音などにすっかり恐れて一人でトイレやうちの中でも1人で移動が出来なくなり、ずーと私の後を追っています。私が主人と一緒に起きると起きて私の側から離れず困っています。私は阪神大震災や米子の地震など経験していますが、今回のは被災地が大きく、津波もあったり、原発の問題などあり、1ヶ月が経ってもまだ復興が進まず心配事が多いです。1日も早い復興と安心してくらせる日が戻る事を願っています。(42歳)

オレンジピン ★節電の知恵★
老人2人だけなので、洗濯は手洗いし、お日さまに干しています。電気釜は止めて圧力なべでご飯を炊いています。電気はなるべく1部屋しか就けないようにしています。(70歳)

青ピン ★子どもたちを見習って★
未来を担う子どもたちが一致団結して行動をしてくれています。日本だけでなく、世界中が声をあげている今、大人も見習わなくてはと思っています。(?歳)

東日本大震災で気付いた事

赤ピン ★今できること★
震災でいろいろなことに気づきました。
今まで当たり前のように、様々なものを使い、無駄使いすることも多かったように思います。納豆・パン・牛乳・米などが手にはいらない、停電する。このような状況になってはじめて生活するためにいろいろ工夫し、食料・物など大切にしなければならないということを実感した自分が恥ずかしいです。義援金の寄付、自分たちの生活の見直し、今できることを少しずつしていきたいと思います。(35歳)

オレンジピン ★緊急時の人間の行動はおそろしい★
乳児が水道水の飲用をひかえるようニュースが流れて、夫からもメールが来ました。ただでさえ水など売っていない時なのに・・・。1才ちょっとの娘に何を飲ませればいいの?!と少しパニックになりました。ニュース後20分でスーパーから水が消えたそうですが、緊急時の人間の行動はおそろしい・・・と身にしみて感じました。
家に備えてあった6本の水があったからよかったものの、もし無かったらと思うとこわ~いです。(29歳)

青ピン ★「足るを知る」の精神★
日常が非日常と化したこの1ヶ月。震災による実害はなかったものの、深刻な原発事故や品不足、燃料不足に恐怖を感じながら過ごしました。
家族で節電・節水に取り組みながら、生活インフラのありがたみを実感。タンクにためた水でチョロチョロと手をあらうもどかしさ、暖房を切った冷たい便座、反面だけのホットカーペットの窮屈さ。最初のうちは不便に感じたものの、慣れてしまえばこんなもの、と思えてくるから不思議です。あればあるだけ使ってしまうのも、足りなければ足りる範囲で我慢できるのも人間。普段蛇口から水が出すぎているのでは?街がライトアップしすぎじゃないのか?
節電の店舗は明るすぎず、音楽がなくて静かでゆっくり買物ができるように感じます。今後何もかも過剰になりすぎた生活を質素にしていく「足るを知る」の精神を大切にする世の中になってほしいと思います。少なくとも自分はそうありたいですね。(43歳)

赤ピン ★小学校の体育館に一晩★
3月11日は私にとっても忘れられません。
新青森から新幹線で東京に戻る日でした。2時46分に地震があり、新幹線は止まり、ビルが横に動いているのが目に飛び込んできました。それから3時間以上新幹線の中で缶詰。埼玉県大宮市の好意により、小学校の体育館で朝まで過ごしました。
たった1晩だけでしたけれど、寒さ・心配・音などで眠れません。今被災している人たちは、これから何ヶ月もこの状態が続くと思うと他人事とは思われません。これからできることを皆さんと共に考えていきたいと思います。(69歳)

オレンジピン ★何も買わない日★
Buy Nothing Day(何も買わない日)を実行してみました。 スーパーには物があふれ、私達は自分の欲しい物を常に買えるというのがあたり前になってしまっていますね。
東北の方々のことを考えて、つつましく、地に足のついた生活を目ざしていきたいです。(50歳) 

編集後記
今月からまた、ニュースをお送りすることができるようになりました。紙面も少し変わり、皆さんのくらしのお役にたてる記事をこれからも作っていきます。今月は東日本大震災の特集を組みました。寄せられた「声」を紹介し、今、できることを一緒に考えていきたいと思います。◇
(原)

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