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[開催報告]【みどりのがっこう】春の箱根・自然観察会

2010年4月17日

箱根では前日雪が降り積もるほどの春らしからぬ天気のなか、2010年度第1回「みどりのがっこう」が開催されました。 大涌谷までは小田原からバスで移動。移動中はお天気もよかったのですが、大涌谷に到着するとやはり山の気候。曇の流れがはやく、目に映る一面の雪景色は例年とは違う箱根でした。
悪路の中、小泉先生の植物や苔類についてユーモアを交えながら分かりやすくお話していただいたので、すっかり寒さも足の冷たさも忘れるほどでした。 季節の遅れもあって、春の息吹を感じるには淋しい箱根でしたがそれでも花を咲かせたり、若葉が芽吹いている木々の姿に自然の力強さを感じました。

春のめずらしい雪景色の大涌谷の散策

春のめずらしい雪景色の大涌谷の散策

(財)かながわトラストみどり財団共催
【みどりのがっこう】春の箱根・自然観察会(大涌谷~湖尻)

日  時:2010年4月17日(土)
講  師:小泉 善弘さん(神奈川フィールドスタッフクラブ)
参加者:13名

大涌谷
大涌谷・・・あたり一面硫黄の臭いが...。

春の箱根・自然観察会の様子

豆桜
豆桜・・・下向きに花をつけているのが特徴。

今回は、足元が最悪のコンディションでしたが、時折陽射しも見え季節はずれの雪解けの風景を感じながらの観察会でした。
大涌谷では「イオウゴケ」という硫黄の成分で育つ苔を見ることができました。この苔には小さな赤い花が咲くらしいのですが別名「マリリンモンローの唇」とも言われるそうです。また「豆桜」という花を下につける桜が咲いていて、寒い春の中、自然の美しさに心が癒される風景でした。

雪の上のわんちゃんの足跡
おまけ♪ 多分わんちゃんの足跡

(財)かながわトラストみどり財団がすすめている
ナショナル・トラスト運動とは・・・

野放図な開発や都市化の波、相続税対策による見切り売りなどから、貴重な自然環境や歴史的建造物などが破壊されるのを防ぐため、国民から広く寄付金を募って、その土地や建造物を買い取ったり、寄付を受けたり、あるいは保存契約を結んだりして、保存、管理、公開し、後世に残していこうというイギリスで生まれ大きく発達した市民運動です。

お問い合わせ:
コープかながわ組合員活動部(担当/廣田) 
TEL 045‐471‐5615 (月~土9時30分~17時)

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