こんにちは、神奈川の桂です。早くも梅雨入りしましたね。
さて今日は、お店の洗剤コーナーや今週6月2週のお買物めもでご案内している「CO・OPの洗剤を買って森を育てようキャンペーン」について少しお話を。
このキャンペーンは昨年初めて行い、総額44万3,632円(苗木約220本分)を「石巻グリーングローブの会」へ寄付することができました。そして今年も洗剤メーカーさんのご協力により、継続することが叶ったのです!
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実は先週、桂は石巻の(株)丸ほ保原商店(以下保原商店と略称※)、宮城県漁業協同組合(以下宮城県漁協と略称)、石巻グリーングローブの会へ震災のお見舞いに伺いました。組合員の皆さんからお預かりした「産直産地の関係者を支援する募金」のお渡しに同行したのです(募金については近日、コープのホームページなどでご報告したいと思います)。
※保原商店は「コープの産地指定宮城県産生かき」や「CO・OPわかめ」「CO・OPめかぶ」のメーカーさん。震災で多大な被害を受けたコープのお取引先です。MIO臨時号東日本大震災ニュースのNo8、9にも状況をご紹介しています。
「石巻グリーングローブの会」は「コープの産地指定宮城産生かき」の産地でもある石巻の海を守るために周囲の山に植樹をしている有志の団体です。コープは保原商店さんと共同で、2004年から毎年「石巻グリーングローブの会」にかき1パック販売ごとに1円を苗木代として寄付し、かれこれ7年のおつきあいとなります。
しかし今日はとても悲しい報告をしなければなりません。
今回の大津波で「石巻グリーングローブの会」の発起人の方が亡くなられたのです。心よりお悔やみを申し上げます。
「石巻グリーングローブの会」が植林してきた森は山の中腹にあり、地震や津波による被害はありませんでした。けれど発起人を失い、会のメンバーは活動を続けるかどうか迷ったそうです。震災後も雪の降る日が多かった宮城ですが、遅い春の訪れとともに森では次々に花が咲き始めました。
甲谷会長は咲き誇る花々を見て、活動再開の決意をしたそうです。
「会のスタートから10年以上経って、ようやく我々が植えた苗木が花を咲かせるまでに育った。そして森も、市民に訪れてもらうのに十分な広さまでになった。これからは、海を守るための森という役割だけではなく、石巻の人々に親しんでもらえる森林公園として開放したい!」
それからもうひとつ。「石巻グリーングローブの会」はその活動を今まで地元にあまり宣伝していませんでした。このため石巻市民も、また石巻の海を守るために毎年海を清掃したりヒトデを駆除したしてきた宮城県漁協の皆さんも、会とその活動を知らない人が多いそうです。
甲谷会長は続けます。「いままで海は海、山は山でそれぞれバラバラに環境保全の活動をしてきました。でもこれからは皆で手を取り合って、一日も早く石巻の海を生き物がたくさん棲む豊かな海に戻さなくては。」

石巻では、現在宮城県漁協の皆さんが全力をあげてかきの養殖再開の準備をしています。津波で打ち上げられたカキを、ボランティアさんの力も借りて懸命に集め、今年の夏の「種採り作業(※)」に全てをかける意気込みです(*かきは夏に放卵・受精します。海中を浮遊する幼生(種)を集め、ホタテの貝殻をつないだものに付着させて養殖します)。
わたしたちの食卓に「コープの産地指定宮城県産生かき」が戻るまで、数年かかるかもしれません。でもその間も「CO・OPの洗剤を買って森を育てようキャンペーン」などを通じて石巻の海を育む取り組みを継続し、時にかきの生産者の方や海や森に思いを馳せることができたらいいな、と考えています。
コープでは現在「被災した産地にメッセージを届けよう」という取り組みを行っています。ぜひこちらのフォームから石巻のかきの生産者・グリーングローブの皆さんにエールを送ってくださいね。
保原社長(左)と宮城県漁協、石巻グリーングローブの会のみなさん